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<野球>李大浩「日本投手のボール、難しくない」

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2012.02.21 10:49
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「いまホームランは重要でない。ボールを見ている」。

李大浩(イ・デホ、30、オリックス)が日本舞台で順調にスタートしている。20日までの対外試合3戦で、正確な打撃と鋭い選球眼を同時に見せている。李大浩は「日本投手のボールが難しいとは感じない。ヒットやホームランを打つよりも、多くの投手のボールを見ている」と自信を表した。

 
李大浩は20日、沖縄・浦添球場で行われたヤクルト戦で1打数1安打、2四球をマークした。オリックスはこの日、李大浩の全打席出塁、T-岡田の満塁本塁打などでヤクルトに9-3で勝った。スプリングキャンプの対外試合で初勝利となった。

3試合ともに4番・一塁手で先発出場した李大浩は計7打席で2安打を含めて5回も出塁した。3四球を選び、日本投手の球質を把握している。優れた選球眼が引き立つ。

李大浩は20日、1回表一死一、二塁からヤクルト左腕・赤川克紀とフルカウントの末、四球で出塁した。続く5番のT-岡田が満塁本塁打を放った。先頭打者で打席に入った3回には高めのストレートを右翼前に運んだ。続くT-岡田の右前安打で一塁から三塁まで狙ったが、タッチアウトとなった。李大浩は5回一死一塁の場面では、右腕・木下の外角スライダーを選んで四球で出塁した。

日本メディアは21日、「岡田彰布オリックス監督がT-岡田の満塁ホームランは‘李大浩効果’と評価した」と報じた。岡田監督は「李大浩は今後も四球をよく選ぶだろう。T-岡田が満塁ホームランを打てるのも李のため。今後も走者がたまった時に一発が出るかどうかで変わってくる」と話した。

李大浩は19日の試合が終わった後、兄で自分のマネジャーのチャホ氏(32)に電話をかけた。李大浩は「いまホームランを打つことは重要でない。シーズンに焦点を合わせなければいけない」とし「できるだけ多くの投手のボールを見ている。シーズンが始まるまでに日本投手のスタイルを把握しなければいけない」と話した。

実際、日本投手の内角球や変化球にバットを振り回していない。李大浩は阪神戦で右腕・秋山拓巳からボールカウント2-1からボール3つを選んで四球で出塁した。2打席目の4回無死一、二塁の場面でも、フルカウントから誘い球にだまされなかった。横浜DeNAとの第2戦でも2回表の最初の打席でフルカウントの勝負をした。

李大浩は「まだエースのボールをあまり見ていない」としながらも「まだ日本投手の球が難しいとは感じていない。フォークボールのような変化球も打てそうな感じがする」と語った。

指にボールに当たった話もした。李大浩は18日の阪神戦で投手のボールが左手の薬指に当たった。李大浩は「当日はよく分からなかったが、2日ほど過ぎてから腫れた。幸い、骨には異常がない。痛いからといって休めば開幕までのペースを合わせられない」と語った。

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