文大統領、チョ・グク法務部長官任命前日まで苦心…「任命・撤回メッセージの両方準備」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.10 14:36
韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の「48時間の苦心」の結論はチョ・グク法務部長官“任命”だった。
国会が6日午前0時までチョ氏に対する人事聴聞報告書を再送付しなかったため文大統領が任命権を行使することができるようになったのは7日午前0時からだ。この時刻、文大統領は青瓦台(チョンワデ、大統領府)で盧英敏(ノ・ヨンミン)秘書室長、姜ギ正(カン・ギジョン)政務首席らと任命関連会議を主宰していた。
青瓦台によると、6日午後にタイ・ミャンマー・ラオスの3カ国歴訪を終えて帰国した文大統領は、危機管理センターで台風13号に対する状況点検会議を主宰した後、午後9時からチョ氏の去就についての会議を開いたという。7日午前0時ごろ、チョ氏の国会人事聴聞会が終わった直後、検察がチョ氏の配偶者であるチョン・ギョンシム教授を電撃起訴した事実が伝えられ、会議は午前1時まで続いた。文大統領は会議で発言するよりも賛否意見に広く耳を傾けたという。