現代重工業が7億ドル受注…中東発の薫風吹くか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.13 10:23
もちろんすぐに海洋プラント発注があふれるのではない。通常海洋プラントは企画から発注まで2~3年がかかる。このため2018年から新規発注を期待できる。原油高時期には1バレル当たり75ドルを超えれば海洋プロジェクト発注が続いたが、最近ではプロジェクト損益分岐点の原油価格を1バレル当たり40ドル台に下げて計算している会社も登場した。
原油価格が上がり韓国の造船大手3社が共通して抱えている海洋プラント関連施設の引き渡し遅延問題が解決されるかも注目される。米シェブロンは現代重工業と契約した設備1基の契約期間を無期限延期している状態だ。大宇造船海洋も米国アトウッドオーシャニックスから2隻のドリルシップ引き渡し延期要請を受け頭を抱えている。サムスン重工業は最近マレーシアのペトロナスから浮体式液化天然ガス生産貯蔵設備(FLNG)引き渡し時期を2018年から2020年に遅らせるという通知を受けた。