韓日中、海洋警察戦力競争…韓国は大型ヘリ来年導入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.01.28 14:48
1953年創設当時、韓国海洋警察は海軍から譲り受けた181トン級の小型警備艇6隻がすべてだった。 しかし領海を侵犯した日本の漁船を拿捕するうえで特に問題はなかった。 第2次世界大戦敗戦国だった日本は当時、装備もみずぼらしく、大きな声を出せる状態ではなかったからだ。 しかし経済大国になってから事情は変わった。
韓日海洋警察の戦力の差は「シンプン号」事件と「独島(ドクト、日本名・竹島)測量船」事件で表れた。 05年6月、日本の排他的経済水域(EEZ)を侵犯した韓国漁船「シンプン号」をめぐり、海洋警察警備艦と日本海上保安庁の巡視艦が対峙した。 06年4月には日本が独島に測量船を派遣すると明らかにし、18隻の海洋警察警備艦艇が独島海域に出動した。 両事件ともに対峙の末、日本側が退いて解決した。 しかし当時、海洋警察は1000トン級以上の大型艦が日本海上保安庁に比べてかなり不足していた。 劣勢にならないよう他の地域の大型警備艦まで動員しなければならない状況だった。 また、250トン級以上の中大型警備艦の54%は船の使用年数が20年以上経過していた。