脱北者９人が中国から船に乗り亡命
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.03.25 08:16
脱北者９人が２４日、西海（ソヘ、黄海）を通じて群山（クンサン）港に到着し、関係機関が合同尋問を進めている。海洋警察庁はこの日、「夫婦と娘を含む家族など脱北者９人が亡命の意思を明らかにした。現在詳しい経緯を調査している」と話した。９人のうち男性は４人、女性は５人だった。中には７歳と１５歳の少女もいる。
国家情報院と群山海洋警察などを含めた合同尋問組は群山港に停泊した海洋警察の警備艦船室で彼らに対する１次調査を行った。彼らのほとんどが長い航海で疲れきった姿だと伝えられた。脱北者らは中国・煙台近くの港から漁船に乗り西海に出てきた。天安（チョナン）のカレブ宣教会キム・ソンウン牧師は、「私が船に乗り西海の公海上に出て行き彼らに会い連れてきた」と話した。カレブ宣教会は中国内の脱北者を対象に布教活動をしてきた。北朝鮮の住民の実情が収録された動画などを報道機関に提供することもしている。
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