韓経:韓日米三角同盟揺さぶる「GSOMIA」負担になったか…韓日経済戦争小康局面
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.08.12 10:33
韓国に超強硬姿勢を見せてきた日本政府が最近になって「速度調節」に出た姿が明確だ。輸出規制を大幅強化した半導体・ディスプレー素材に対し予想より早いタイミングで初の輸出許可を出したのに続き、韓国に対する根拠のない非難発言も静まってきた。こうした日本政府の変化はまず米国が韓日米同盟を持続的に強調したところから始まったという分析が支配的だ。日本の素材メーカーの迂回輸出、日本を訪れる韓国人観光客の急減、東京五輪との連係などが日本政府を動かしたという診断が出ている。
(1)同盟強調する米国に気を使う
読売新聞など日本の主要メディアはエスパー米国防長官が最近日本と韓国を訪問した事実を大きく報道した。エスパー長官が9日に韓国を訪問した席で韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が韓日米安保協力に寄与すると発言したことも大きく報道した。東京の外交街では「日本政府が最も気を使うのは米国の動向。日本の報復に対する対応でGSOMIAが破棄されれば韓日米同盟に亀裂ができ、その責任を日本政府が負わなければならないのではないかと慎重に見ているようだ」という分析が広がった。