現代重工業が7億ドル受注…中東発の薫風吹くか(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.13 10:23
鼻先にそっと感じられるほどの温もりだが、あまりに寒かったため業界は歓迎している。
現代(ヒョンデ)重工業がイラン国営海運会社IRISLから7億ドル相当の船舶10隻を受注したという知らせを皮切りに中東発の薫風が続くのか注目される。これに加え石油輸出国機構(OPEC)の減産合意が10日に確定され今後原油価格が上がる公算が大きくなった。産油国と関連業界の動向に変化が起きたのだ。内外で厳寒の冬を送っている造船・重工業・建設業界が中東発特需に対する期待感を広げている理由だ。
1月に経済制裁を解除されたイランは30年間にわたりインフラ構築を中断してきた。イランは老朽化した施設を交換し大規模建設事業を進める見通しのため世界の企業が注目する市場だ。造船業界では現代重工業をはじめイランで韓国の造船会社の追加受注を期待している。