【コラム】韓米首脳、共通分母の極大化を(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.06.08 09:22
また、北朝鮮の核問題に対しても韓米を含めた関連当事国が持続的な対話の努力を傾けて解決していくことを再確認しなければならない。必要ならば来年にシカゴで開催される核安保首脳会議に北朝鮮の指導者をオブザーバー資格ででも招き、国際非核化と核物質統制の流れに参加させる果敢な案も提示してみるようだ。
3番目に、朴大統領はオバマ政権が意欲的に推進しているアジア太平洋地域に対する再均衡政策の意義を評価し、積極的な協力意志を明らかにする必要がある。米国は韓国と日本など域内同盟国との関係を強化し、同時に中国との戦略経済対話、安保対話など多様な協力も推進している。米国のリーダーシップ強化、そして米中間協力維持は韓国の国益にもつながる。