ソウル市「シンクホールではなく道路陥没」…なぜ?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.29 16:30
ソウル市は28日、道路陥没への総合対策を発表し、「用語整理」に多くの時間を使った。
ソウル市都市安全室の関係者は「国内で発生する地盤沈下はシンクホール(sinkhole)でなく『道路陥没』と呼ぶべき」と述べた。石灰岩地帯が地下水に溶けて流され、地表面から地下まで巨大な穴(シンクホール)が発生する海外の災難とは性格が違う、という説明だった。
ソウル市によると、2010年1月から今年7月までの4年7カ月間に発生した道路陥没(10センチ以上)3119件のうち2636件(85%)は下水管の損傷で発生したという。うち横・縦2メートル以上は21件と、3%にならない。環境部が集計した地盤沈下事例の約80%が下水管の漏水だった。