朴大統領、”統一ドイツの地” ドレスデンで北住民に統一メッセージ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.28 11:38
朴槿恵(パク・クネ)大統領が27日(現地時間)、ドレスデンを訪れた。朴大統領はこの日午後4時10分、ドレスデン空港におりてザクセン州のスタニスルラフ・ルディ・ティルリッヒ首相の出迎えを受けた。続いてドレスデン宮廷でティリッヒ州首相が主催する晩餐に参加した。韓国大統領が東ドイツ地域を訪問したのは初めてだ。
朴大統領は28日午前にはドレスデン工大での演説で韓半島統一のための構想を明らかにする計画だ。1964年にドイツを訪問した父親の朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領がベルリン工大で「分断は人類の理性の決定的な自己否定」と統一の重要性を演説して以来、50年ぶりに朴大統領がドレスデン工大で統一構想を明らかにするのは北朝鮮はもちろん世界に投げるメッセージという意味合いがある。複数の政府関係者らは「朴大統領がドレスデンで発表する宣言で重きがおかれる分野は、対北朝鮮の人道的支援や南北交流と接触になる可能性が大きい」と話した。ドレスデンが統一以後繁栄を謳歌しているように韓半島の信頼プロセスと統一後変化する北朝鮮の未来像に対する具体化された青写真が演説に含まれるという。