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【噴水台】 露出症

2005.08.02 21:08
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八角形のマッチが家庭の必需品だった時代。「UNマッチ」(マッチの商標)は1969年5月、スペインの画家ゴヤの『裸のマハ』をマッチ箱に印刷した。 70年に最高裁判所は「名画を冒とくし、『淫画化』させたならば、それはわいせつな物」とし、有罪の判決を下した。 これが、韓国初めてのわいせつ罪の訴訟だ。 今なら悔しいくらいに物差しが厳しかったが、とにかく当時25ウォン(約3円)だったマッチは飛ぶように売れた。

同じ年。 わいせつの疑いで初めて起訴された小説『叛奴』(バンノ、主人を裏切った下僕、との意)は、7年にわたる攻防のすえ、無罪の判決を受けた。「表現はわいせつだが、趣旨は健全だった」というのが判決の理由だった。 初出版の当時は1500部だけを刷ったが、まもなくして数万冊以上が売れたベストセラーになった。

 
公演がわいせつ罪で法廷に立ったのは、96年の『ミランダ』が初めてだ。 ファウルズの『コレクター』を脚色したこの芝居は、男女俳優の赤裸々な演技で問題になった。 演出者は、懲役6月に執行猶予1年という有罪の判決を受けた。 この公演以降、被疑者の人権保護を意味した「ミランダルール」が「脱がせば芝居の興行に成功する、とのルール」に変わったという笑い話が出回ったりもした。

映画界では、男女3人の乱交シーンを盛った『イエローヘア』が、99年3月に初めて等級保留の判定を受けた。 再審議で「18歳観覧可能」と判定されたこの映画には、20万人の観客が押し寄せた。 03年には、芸能人のヌード写真集のブームが広がった。李丞涓(イ・スンヨン)の『慰安婦ヌード』(従軍慰安婦をテーマにしたヌード写真集)が物議をかもしたりもしたが、インターネットとモバイル市場が大きくなり、ヌード写真集1つで数十億ウォンの大金を手にする芸能人も出てきた。

「バーバリーマン」は、目標の女性を発見すれば、突然バーバリーの中の裸を見せる露出症患者のことだ。 数年前から大学街や住宅地に登場しているもようだが、映画『マイ・ボス マイ・ヒーロー』(原題:頭師父一体)で俳優コ・ミョンファンの演技によって広く伝えられた。 フロイトは、こうした露出症を、性的本能を抑制できずに生じる性的倒錯で、一種の病気、と見なした。

数日前に民放MBCテレビ(文化放送)の生番組で、2人の若者が性器を6秒間にわたって露出させる、という大きな放送事故があった。 わいせつ罪ではあるが、バーバリーマンのような病気のためだっただろうか、それとも他に狙ったものがあっただろうか。 狙ったものがお金や人気ならば、いきなりやられた視聴者は、いつまで「ボン」(軽く見られて常に何かに利用される人のこと)にならなければならないのか。 放送の「事故」には、これと言った処罰規定もないというのに。

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