<W杯サッカー>孫興民が決勝ゴール…韓国、カタールに逆転勝ち…A組2位
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.07 09:48
はらはらする試合だった。泣いて笑った90分だった。結果は韓国の3-2逆転勝ち。カタールとの攻防戦はハッピーエンドで終わったが、韓国サッカーは依然として不安定な姿を見せた。中東チームに苦戦を強いられるジンクスはこの日も続いた。ただ、プレミアリーグで活躍する孫興民(ソン・フンミン、24、トッテナム)、奇誠庸(キ・ソンヨン、27、スウォンジーシティ)の健在を確認したのが収穫だった。
2-2の後半12分。相手DFの間を抜け出すFW孫興民が見たMF奇誠庸が絶妙のスルーパスを入れた。孫興民がノンストップで右足で巻きながらシュートすると、ボールは鋭い放物線を描いてゴール右隅に吸い込まれた。逆転ゴール、決勝ゴールだった。
韓国サッカーが中東の伏兵カタールを破り、2018ロシアワールドカップ(W杯)最終予選A組第3戦で勝ち点3を追加した。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング47位の韓国は6日、水原(スウォン)W杯競技場でカタール(85位)と対戦し、乱打戦の末3-2で勝利をつかんだ。韓国は先月の中国戦(3-2勝)、シリア戦(0-0引き分け)を含めて2勝1分け、勝ち点7とした。