韓国、米中間で「選択の瞬間」追い込まれる前に予防的外交始めるべき(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.10.26 11:01
--韓国の中国傾斜論は韓米首脳会談を機に払拭されたのか。でなければ依然として韓国のアイデンティティに米国が疑問を持っているのか。
尹=韓国内部で米中2つの太陽があるのにどちらを選択するのかという様なゼロサムゲームとみるのが問題だ。現実は果たしてそうだろうか。米中はグローバル化の同業者同様に絡まっている。まだ20世紀的な「力の政治」や対立という視点でみる人々がいる。今、私たちが生きている時代は米国との唯一の同盟関係を深化させていきながら中国とも戦略的な協力関係をつくり、日本・インド・ロシアとも重層的にネットワークを構築しながら国益を保障しなければならない。誰を選んで敵対するという時代ではない。そのような組分けが一番ばかげたことだ。米国も中国傾斜論を意識したのか非常に神経を使ったと思われる。朴大統領は短い訪米期間にオバマ大統領はもちろんジョー・バイデン副大統領、ジョン・ケリー国務長官、アシュトン・カーター国防長官ら全員に会うなど歓待を受けたと思う。