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日本で夏によく食べられるメニューは・・・「グルメ漫画」で日本発見(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.19 14:52
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漫画『深夜食堂』に紹介された「チキンの唐揚げとハイボール」(左)と、漫画『酒のほそ道』に紹介された「そばがき」。
◆『深夜食堂』の3巻に出てきた「チキンの唐揚げ」◆ 

以前の日本のグルメ漫画が食材料とレシピに集中していたのとは違い、安倍夜郎氏の『深夜食堂』は、食べ物を通した人間関係と癒しの話を扱っている。それで、いつもちょっと独特の事情を抱えた人物が登場する。3巻に出てきた「チキンの唐揚げ」のエピソードにも、食堂に来てずっと寝ているだけの女性が登場する。

 
このストーリーがドラマになった時、漫画にはないセットメニューが1つ登場して大変な人気を呼んだが、それがまさに「チキンの唐揚げとハイボール」だ。ハイボールというのは、ウイスキーにジントニックまたはソーダ水を混ぜたカクテルで、強い酒を嫌う日本人たちには「国民的カクテル」のような存在だ。日本の有名な酒類会社のサントリーでは最初からハイボール専用のウイスキー「角瓶」と専用グラスを販売しているほどだ。

ハイボールにはいろいろな軽いおつまみがよく合うが、ドラマ『深夜食堂』でチキンの唐揚げと一緒に紹介されて、チョン・ジヒョンの「雪が降る日にはチメク(チキンとビール)」のような幻想セットメニューになった。チキンの唐揚げは、衣で包まないフライドチキンだ。普通、衣といえば水気が多くてべたつく水溶きの小麦粉を使うが、カラアゲは片栗粉などの粉だけをつけて揚げるので食感がはるかにサクサクしている。

味わうには…チキンの唐揚げとハイボールを味わえる、いこい〔ソウル東部二村洞(トンブイチョンドン)〕では、ソウルで唯一ハイボール専用ウイスキーであるサントリー角瓶と専用グラスを使う。また、毎月第3金曜日ごとに明け方4時まで『深夜食堂』メニューで構成された「深夜食堂デー」のイベントを開く。

◆『酒のほそ道』14巻に紹介された「そばがき」◆

『酒のほそ道』は、平凡な会社の営業担当である岩間宗達が帰宅途中に飲む軽いお酒一杯、気持ちの良いおつまみを中心に日本の四季の珍味と日常の小さな幸せを紹介する本だ。14巻に紹介された「そばがき」は、初物のそばの風味を最もよく感じられる食べ物で、日本人たちにはそば料理の神髄と呼ばれる。そば粉をこねて、かたまりごと沸騰したお湯でゆでた後、器に入れてかつお節のだし汁をそそげば、お客さんはお酒1杯とともにこのそばがきを箸で少しずつくずして醤油につけて食べる。

調理法だけを見ると韓国のスジェビのようにものすごく単純な料理だが、日本ではそば料理人の自尊心であり、実力を計る尺度とも言われるメニューだ。漫画の中でも主人公がそばがきを注文すると店の料理人の顔色が変わった。最も良いそば粉でなければ風味を十分に引き出すことができないばかりか、ゆで上げと練り粉の加減だけで最も食べやすい状態を作らなければならないほど相当な実力が必要なためだ。

『駅弁ひとり旅』…日本の鉄道旅行と列車用の弁当である「駅弁」を紹介する漫画だ。弁当屋の主人・大介が、日本全国を列車で一周して各地の有名な駅弁を食べる話だ。日本全国で市販されている2500種の多彩な駅弁と共に、日本の鉄道旅行法が詳しく出ている。

◆メイ氏がおすすめするグルメ漫画5◆

『玄米せんせいの弁当箱』…大学で食文化史を講義する玄米先生が主人公だ。料理のレシピが出てくるのではないが、食べ物が私たちにとってどんな意味があり、どれほど大切であるかを感じさせる漫画だ。この頃注目されている「スローフード」「ローカルフード」のような食運動についての話から「芋煮汁」のような日本の郷土料理に関する話までテーマも多様だ。

『福家堂本舗』…京都の由緒正しい伝統和菓子店・福家堂の3人の娘たちにまつわる話だ。通常の少女漫画のように3人娘たちの恋愛ストーリーが柱となっているが、漫画のあちこちに登場する京都独特の雰囲気や伝統菓子屋の風景などがとても興味深い。何気なく通り過ぎるお菓子の絵1つまで伝統模様をそのまま生かしている点も注目に値する。知るほどに見えるものを実感させる本だ。

『昨日、何食べた?』…有名な『西洋骨董洋菓子店』の作家よしながふみの新しい料理漫画だ。西洋骨董洋菓子店に魔性のパティシエが登場したように、ここでもイケメン中年弁護士が主人公として登場する。その上、この主人公は料理も上手く、彼が毎晩作る日常料理が主な内容だ。おかげでこの漫画の中には誰でも作る最も平凡な料理が登場する。主人公が男性のため弱点もある。料理漫画の中で天然材料を使わずに調味料でスープを作る唯一の本ではないだろうか。

『女の子の食卓』…1つの料理または食材料をテーマに構成した短編集だ。題名を「女の子の食卓」にした理由は、短編ごとに登場する主人公が女の子でもあるが、話の感性そのものが少女的であるためだ。有益なテーマも詳しいレシピも出てこない穏やかな随筆のようなマンガ本だが、1ページめくると心が穏やかになる。扱われる料理も大衆的なものから韓国の人々にはなじみのない「麦茶に砂糖を入れるかやめるか」といったささいなテーマだけに、さらに面白い。


日本で夏によく食べられるメニューは・・・「グルメ漫画」で日本発見(1)

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