クリスタルパレスで激しいポジション争いをしている李青竜もけがをした。李青竜は先月２８日に行われたワトフォードとのプレミアリーグ第７節を控え、チーム練習中に右足首を捻挫した。このため李青竜はワトフォード戦のメンバーから抜け、回復に２週間ほどかかるという診断を受けた。

８日のクウェート戦を控えた韓国代表は危機を迎えた。シュティーリケ監督（６１）はクウェート戦と１３日のジャマイカとの親善試合に出場する代表メンバーから李青竜を除いた。李青竜に代わる選手は選ばなかった。孫興民の代表チーム合流も不透明だ。大韓サッカー協会のチョ・ジュンホン広報チーム長は「トッテナム球団を通じて孫興民の正確な負傷の程度を確認する。まだトッテナム側から公式資料を受けていない。コーチングスタッフと医務チームがトッテナムから受けた資料を検討した後、最終決定する」と伝えた。

李青竜に続いて孫興民まで抜ければ韓国は主力の両ウイングを欠いてクウェート戦に臨まなければならない。両選手はロシアＷ杯２次予選で両ウイングに布陣し、攻撃を主導する役割をしてきた。シュティーリケ監督は両選手の代わりの選手を探さなければならない。先月２９日に発表された代表メンバーに入った南泰煕（ナム・テヒ、２４、レフウィヤ）、李在成（イ・ジェソン、２３、全北現代）が候補に挙がっている。７人の予備メンバーからも代案を探すことができる。金承大（キム・スンデ、２４、浦項スティーラース）、金民友（キム・ミンウ、２５、サガン鳥栖）などだ。


＜サッカー＞孫興民に李青竜まで…両翼を失った韓国代表（傂）