見えてきた金正恩の「元山構想」…経済特区拡大の可能性も(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.07 13:23
これに対して金正恩が元山構想を一度に示すだろうとの解釈が出ている。チョン・チャンヒョン(北朝鮮学)国民大学兼任教授は「北朝鮮はかなり以前から経済活性化のための対策を構想してきた」として「長距離ロケット発射(昨年12月)と3回目の核実験(今年2月)で国際社会からコーナーに追い込まれながら速度を調節したか、金正恩が元山構想を通じて最終決心をするとみられる」と話した。
金正恩が「人民経済生活向上」をモットーに掲げている状況で直ちに収入に結びつけることができる開城工業団地の正常化とともに全方向的な経済措置が推進される可能性があるだろうという観測だ。今後、新義州(シンウィジュ)やヘジュ・南浦(ナムポ)などを経済特区に、白頭山(ペクトゥサン)や七宝山(チルボサン)などを観光特区として明文化する可能性があるという話も出てくる。一両日中に北朝鮮が新義州特区の着工式を実施するだろうという諜報もあるという。