盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が「オーストラリアの民主主義を輸入したい」とし「お金を支払ってでもすぐに輸入できればと思う」と述べた。6日午後(日本時間)、国会議事堂でハワード首相が主催した午さんでコメントしたもの。
理由がある。同行事に出席した労働党代表について「野党の指導者がここに来て私に会い、温かい演説で迎えてくれたことに深い印象を受けた」とのこと。本当の理由は次の発言から出た。「韓国民は軍事独裁体制を終えた後、約20年間不正腐敗を清算し、透明かつ公正で競争力のある社会作りに努めてきた。だが、われわれが最終的に目ざすものはこれではなく、対話と妥協に基づき互いの異なる意見を尊重一つの合意に至れる成熟した民主主義だ。対話と妥協の民主主義、互いに競争し協力する関係の民主主義、それが頭の中にのみあるがオーストラリアで皆さまにお会いしてから、我々が望んでいる民主主義だと感じ、うらやましく思えた」。