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【時視各角】ギャラクシーノート7vs韓進海運(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.09 09:34
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金融と物流、双方の利害関係を調整しなければならない柳一鎬(ユ・イルホ)経済副首相は重要な意志決定を連鎖的に迅速かつ正確に出すべき時期に大統領随行のため中国にいた。3~6日に杭州で開かれたG20会議に参加していたのだ。姜錫勲(カン・ソクフン)青瓦台(チョンワデ、大統領府)経済首席も大統領についていった。安鍾範(アン・ジョンボム)政策調整首席が物流・実物の面について悩んだという形跡は見つけがたい。青瓦台はこの頃は政策機能よりも大統領を揺さぶる勢力を見つけ出して力を誇示してこらしめることに没頭しているようだ。誰もがぼんやりと別々に好きなことをしていたのではないか。

私は韓進海運が法定管理に行くべきではなかったと主張するのではない。大変な手術に入る前に、病院長を含め専攻が違う何人かの関係医師たちがひざを突き合わせて副作用と後遺症を予測し、手術後には揺らぐことなく対処しなければならないということを言いたいのだ。実際には執刀医の格である任鍾竜(イム・ジョンリョン)金融委員長だけが奔走した。

サムスン電子を生かしたのは社内掲示板に出てきた匿名の、しかし会社の運命を自己同一視したある社員の「ノート7バッテリーリコール問題に対する意見」という短い文だった。その社員は「私たちの製品を予約購入してくれた誠実な顧客は、お金を払っても買えない。新しい製品に交換しなければならない。これを実践しなければ顧客の価値が最優先だという社員教育もするな」と書いた。この文の照会数が2万5000回に達し「成果給はもらわなくてもいいから、どうか新しい製品に交換してほしい」というコメントが並びながら経営陣の心まで揺さぶった。

 
書いた人の身元はいまだに把握されていない。明らかなことは彼がリコールを決める立場にはいなかったという点だ。だが彼がどの立場にいようが「ここが私の席だ。退くことはできない私の席」という自尊感と責任感が彼の良心を痛めたのだろう。お金にまさる自尊と責任の価値が組織文化として根をおろしたという意味でサムスン電子は世界一流の称号を受けるに値する。再び韓国政府の政策決定者の話に戻ってみよう。彼らには「ここが私の最後の席。すべての責任は私が負う」という最高の公職者らしい自尊心と責任感があるのだろうか。ただ大統領の表情だけをうかがい、あちこちの抜け穴にだけ気を取られている意識微弱状態ではないのか。

チョン・ヨンギ論説委員


【時視各角】ギャラクシーノート7vs韓進海運(1)

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