<金正恩党委員長時代>「32歳で3秒ごと呼吸、声帯結節…声の年齢50代」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.10 10:26
独裁者のスタイルも見られた。3時間の演説の間、金正恩は視線を原稿に固定させたまま読み続けた。時々顔を上げたが、聴衆と目を合わせるアイコンタクトはなかった。顔は終始、無表情だった。聴衆との疎通とは距離があるという評価だ。
講義専門家のキム・ミギョン・アートスピーチ院長は「説得ではなく独白のような演説だった」とし「聞く人が自分をどう思うかには関心がなかったという意味」と話した。また「頭のてっぺんが見えるほど原稿に視線を固定させたのも疎通には関心がないということ」と話した。
イ・ナミ院長も「プロンプターを使用せず原稿を持って読んだこと自体が『人が自分をどう見ようと関係ない』という態度」と解釈した。