アップルvsアンドロイド、ゲームアプリ誘致競争
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.22 10:49
アップルとグーグルが今度はゲームアプリケーション市場でぶつかり合った。人気ゲームアプリを自社のアプリケーションストアだけで先に販売させるためのコンテンツ独占競争だ。代価は該当アプリを目立つところに配置するマーケティング支援だ。ウォールストリートジャーナルは20日、モバイル市場の支配権をめぐって行うアップルとグーグルの長い決闘が最も収益性が高いアプリのジャンルであるビデオゲームに拡大していると報道した。
アップルとグーグルがゲーム確保に死活を賭けるのには理由がある。市場調査会社のIHSとアップアニーの共同調査によると、昨年のモバイルアプリ購入額は約160億ドル。このうち70%以上がビデオゲームだ。心を引かれるのはゲーム会社も同じだ。アプリストアのどの場所に表示されるかによりゲームダウンロード件数は10倍まで違いが生じる。
ゲームアプリの先取りは長い間アップルの専有物だった。アップルが手を差し伸べ、ゲーム会社は開発が楽なアップルのiOSを好んだ。ゾンビサバイバル戦略ゲームの後続編である「プラントvsゾンビ2」が良い事例だ。製品は昨年8月の発売から2カ月間アップルのアプリストアだけで販売した。その後グーグルのアプリストアでもゲームの購入は可能になったが、すでに多くの使用者がiPhoneに移った後だった。