２０歳以下（Ｕ－２０）サッカー韓国代表チームの鄭正容（チョン・ジョンヨン）監督が選手らに謝意を伝えた。国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）主管大会で過去最高の成績を出した選手らに向け拍手を送った。

鄭監督率いるＵ－２０サッカー韓国代表チームは１６日にポーランドのウッチで開かれたＵ－２０ワールドカップ決勝戦で前半５分にイ・ガンインのペナルティーキック先制ゴールでリードしたが、前半３４分と後半８分、後半４４分に連続失点し１－３で敗れた。決勝では敗れたが韓国は準優勝で大会を終え、韓国男子サッカー史上ＦＩＦＡ主管大会最高の成績で大会を終えた。

鄭監督は試合後のインタビューを通じ、「国民のみなさんに感謝する。夜遅い時間に応援してくれ、選手たちも最善を尽くして走ってくれて感謝する」と述べた。鄭監督は「９０分間にできる範囲で戦術的に、戦略的に、最善を尽くした。しかし監督である自分の力不足でもっとうまくやれることをできなかった。この部分をさらに発展させ努力したい」と話した。鄭監督は「先制ゴール後にわれわれがやろうとしていたことをやろうとしたが、選手たちが守ろうとした部分が残念だった。後半に韓国選手が最善を尽くしたが決定力が不足した」と敗因を分析した。

それでも韓国Ｕ－２０サッカー代表チームは今大会での成果を通じ可能性を認められた。鄭監督は「韓国の選手たちが今回の対戦で１段階、２段階さらに発展した姿で韓国に戻る。自分たちに任された役割を十分にフィールドで広げて見せた。これまで韓国選手が最善を尽くしてくれありがたい」と話した。