<フィギュア>車俊煥、韓国の男子フィギュア史上初めてGPファイナルに出場
ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版2018.11.26 08:51
「フィギュアの王子」と呼ばれる車俊煥〔チャ・ジュンファン、18、徽文(フィムン)高校〕が韓国の男子フィギュアスケート史上初めて国際氷上競技連盟(ISU)シニアグランプリ(GP)ファイナルに出場する。
ISUシニアグランプリシリーズは第1~6戦で構成され、前年度の成績に基づいて最大2大会に招待されることで出場が可能だ。GPシリーズに出場した選手は6大会の順位によって優勝者は15点、準優勝者13点、3位の選手は11点の順でランキングポイントを得る。シリーズ終了以降、ランキングポイントを総合して上位6人の選手がGPファイナルに出場するが、2018GPファイナルには第3戦・第5戦優勝者の羽生結弦(日本、30点)、第2戦・第4戦優勝者の宇野昌磨(日本、30点)、第1戦・第6戦優勝者であるネイサン・チェン(米国、30点)をはじめ、ミハル・ブジェジナ(チェコ、26点)、セルゲイ・ボロノフ(ロシア、24点)、そして2大会で銅メダルを獲得して22点を取得した車俊煥が出場することになった。
これを受け、車俊煥は12月6~9日、カナダ・バンクーバーで開かれるGPファイナルに挑む。車俊煥は今回のGPファイナルの最年少出場者で、平均年齢24.2歳である参加選手らに比べて7歳が小さい。2016~2017シーズンのジュニアGPファイナルの3位となり潜在力を証明した車俊煥は、2017~2018シーズンで爆発的な成長の勢いを見せた。特に、2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)に国家代表として出場して経験を積んだ車俊煥は、2018~2019シーズン韓国の男子フィギュア史上初めてGPのメダルを獲得したことに続き、GPファイナルまで進出してフィギュアの新しい歴史を塗り替えている。