韓国、THAADレーダー・発射台など配備完了…住民と警察の間で激しいもみあい

韓国、THAADレーダー・発射台など配備完了…住民と警察の間で激しいもみあい

2017年04月26日07時13分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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26日午前4時43分ごろ、慶尚北道星州郡草田面韶成里の公民館の前をTHAAD体系に使用される装備が移動している。
  高高度ミサイル防衛(THAAD)体系が、結局、韓半島(朝鮮半島)に配備された。軍当局は26日午前、慶尚北道星州郡草田面韶成里(キョンサンブクド・ソンジュグン・チョジョンミョン・ソソンリ)のロッテスカイヒル星州カントリークラブ(以下、星州ゴルフ場)にTHAAD体系の核心装備であるXバンドレーダーと発射台を搬入した。

  先月6日、米国から発射台2基が搬入された後、THAADの核心装備は京畿道烏山(キョンギド・オサン)と慶尚北道漆谷郡倭館(チルゴクグン・ウェグァン)の米軍基地で保管されていた。これまではTHAAD部隊の建設に必要な重装備や物資だけが星州ゴルフ場に運び込まれていた。

  THAAD配備作戦は未明の時間帯に奇襲的に行われた。同日午前0時ごろ、THAADが同日の午前早くに星州ゴルフ場に配備されると報じられたことを受け、THAAD配備に反対する住民と市民団体のメンバーおよそ50人が韶成里の公民館前に集まった。この公民館は星州ゴルフ場に向かう途中にある。住民は万一の進入に備えて各自の車両を路上に駐車させて道を遮った。

  午前1時50分ごろ、ヘルメットをかぶり盾を持った警察1000人余りが、突然、公民館の前に集まった。住民を片側に集めた状態で、路上に駐車されていた車両をけん引しながら装備が通る道を確保した。この過程で一部の車両のガラスが破損した。やがて午前3時40分ごろから警察は路上に集まった集会参加者を強制的に解散させ始めた。抵抗せずに後退する者もいたが、一部は強く抵抗して強制的に連れ出される者もいた。この過程で住民3~4人が意識を失い、病院に運ばれた。

  住民と市民団体のメンバーを再び外側に追い出して約30分が経過したころ、THAAD装備8台が警察車両の護衛を受けながら公民館の前を通り過ぎていった。8台の中にはXバンドレーダー「TYP2」と発射台2基が含まれていたと軍関係者は伝えた。THAAD装備が公民館の前を通り過ぎる時、住民はペットボトルや箱などを投げて激しく抗議した。厳しい非難を浴びせたり、悲鳴を上げる者も目についた。

  軍当局は今後もTHAAD配備と部隊建設に必要な装備・物資を追加で星州ゴルフ場に搬入する計画だ。国防部の高官関係者は「THAAD配備に対する詳しい内容は公開できないというのが国防部の方針」と話した。
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