【コラム】大統領の海外歴訪時、韓国産の花をプレゼントしたらどうか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.08 15:37
『植物、歴史を覆す』という本は、人類の文明を導いた50種の植物を紹介している。イネ・小麦・ジャガイモ・コショウ・コーヒー・ブドウなどがあり、花ではバラ・チューリップとケシなどが含まれている。バラは19世紀に起きた園芸熱風の中心にあった。有名なバラ愛好家に米国の第3代大統領トーマス・ジェファーソンがいる。彼はモンティチェロ農場でロサ・ガリカ(Rosa Gallica)、ハマナスやその他の野バラを育てた。リンカーンの花への愛も格別だった。彼は「花を植えることができる所ならば、どこでも雑草を抜き取って花を植える人だった」という表現を自身の墓碑に残したがっていたという。
バラは世界で最も愛される花になり、花(切り花)の貿易規模も最も大きい。バラの年間の世界貿易額は68億ドルに達する。花を世界で最も多く輸出している国オランダは年間100億ドル以上を輸出する。このうちバラの輸出額が10億ドル以上だ。オランダの花の輸出額は、韓国の農水産食品の全輸出額(80億ドル)を上回る。