【中央時評】朴槿恵大統領は答えを知っている(2)

【中央時評】朴槿恵大統領は答えを知っている(2)

2013年12月16日13時11分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「中国とも戦略的協力パートナー関係を持続的に発展させ域内平和と発展に寄与したいと思う」という朴槿恵大統領の返事はとても賢明だった。一方的に米国の肩を持ち対中けん制戦線にすべてを賭けた場合の影響は少なくないためだ。韓中関係悪化と中朝関係改善、揺れ動く南北関係も火を見るより明らかだ。安保は米国に依存しながら経済は中国に頼る「二股をかける」戦略が現在としては最も望ましく見えるが、果たしていつまで続くかは予断できない。また、いくら経済的利益が重要だとしても中国に便乗できる立場でもない。一言でいうと不明瞭な外交を繰り広げ米国と中国の両方に捨てられ孤立することもしかねない局面だ。だからといって米国と中国を跳び越え1人立ちを図れる立場にもなれない。核武装を通じた積極的自主国防や永世中立国宣言のような消極的外交が韓国の安保ジレンマを解消することはできないように見える。本当に難しい外交環境だ。

  朴槿恵政権の選択肢は何であるべきか。このタイミングで40年前の朴正熙大統領の駒の動かし方を見直してみよう。まず自主国防の意志を明確にしなければならない。2番目に韓米同盟に対する過度な依存を警戒しながら「放棄」と「巻き添え」のわなから抜け出す外交的布石を用意しなければならない。北朝鮮の体制の暴悪性にもかかわらず南北関係改善という道を避けることはできない理由だ。3番目に米中、日中関係が改善されるよう平和と協力の雰囲気を作るのに韓国が主導的役割を担わなければならない。このためには周辺国との善隣外交、バランス外交の展開が必須だ。特に同じ境遇にある日本との協力も拒んではならない。

  こうしてみると解決法は韓半島信頼プロセスと北東アジア平和協力構想の中にすべて入っている。大統領はすでに正解を知っているのだ。これを創意的外交と大胆な力で実践していけば良い。目の前で広がる突発変数にしがみつこうとして北東アジア全体の大きな動きをしっかりと読み取れずに、しっかりと作った外交構想を破ることがあってはならないだろう。

  文正仁(ムン・ジョンイン)延世(ヨンセ)大学政治外交学科教授

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