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【中央時評】光復70年、新冷戦のタラップを警戒する=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.19 12:36
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さらに中国外交の新常態(新しい正常化)も尋常ではない。これまで中国の攻勢的な奮発外交は周辺国らと少なからず摩擦を作りだした。それで今は微笑外交に転じている。金正恩(キム・ジョンウン)の登場以来3年間、首脳会談を一度もできていない朝中関係だ。このような朝中関係を以前の16字方針で正常化(?)するという。かつての「伝統継承・未来志向・善隣友好・協力強化」を復活するということだ。朝ロ接近とどのように上昇作用するのか焦眉の関心事だ。

米国に対抗した朝露接近と朝中関係の正常化。韓国がこうした動きを気にしないわけにいかない理由は明らかだ。韓半島に新たな冷戦構図が形成される危険があるためだ。

 
どのようにすべきか。キッシンジャー氏のアイデアが目を引く。彼は最新の著書『世界秩序』で「曖昧性の戦略」を提示している。アジアが冷戦のタラップに陥ることを防げる戦略というものだ。19世紀後半にビスマルクが使った戦略だ。ドイツが同盟国オーストリアの敵対国だったロシアと秘密裏に再保障条約を結んだのと同じ戦略だ。米・中・日がこうした「曖昧性の三角関係」を作る必要があると主張している。

光復70年。南北関係を正常化しなければならない歴史的な分岐点だ。だが南北対話をめぐって韓米間に互いの行き違いの兆しが見え隠れする。北朝鮮との冷戦タラップに陥ることなく非核化のための協力案を米国と用意することが重要だ。これをどのように両立させるだろうか。今こそ南北米間に「曖昧性」の戦略が必要な時なのかも知れない。

国交樹立50年、日本との関係も同じだ。日本は韓国の中国傾斜を憂慮している。日米vs韓中という冷戦タラップに陥ってはいけない。「信頼性」のような「確実な何か」にずっと執着するよりは、曖昧性の戦略で勝負をかけなければならない時だ。

歴史的分岐点である2015年。私たちは朴大統領の外交的な遺産を見たい。

張達重(チャン・ダルジュン)ソウル大学名誉教授・政治外交学


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