核・ミサイル試験と挑発言動の中断…米国が北に対話3大条件
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.18 14:59
北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射で始まった朝米の対立が対話局面に入るための重大のヤマ場を迎えた。米国が対話のための条件を初めて北朝鮮に示し、中国は対話モード転換のための雰囲気メーカーの役割を本格的に始めた。韓米連合訓練と北朝鮮の建国記念日(9月9日)など敏感な日程が集中した8月末-9月初めを控え、関連国が慌ただしく動いている。
米国は16日(現地時間)、北朝鮮との対話の意志を繰り返し表しながら「3大条件」を掲げた。▼核実験の中断▼弾道ミサイル試験発射の中断▼北東アジアの安定を阻害する言動の中断--が先にあるべきだというガイドラインだ。米国務省のナウアート報道官はこの日、ワシントンのナショナルプレスビルで行った記者会見で「米国は喜んで北朝鮮と向き合って対話するが、我々はまだそこに近づいていない」と述べた。北朝鮮に対し「核実験および弾道ミサイル試験発射と域内を不安定にする行為を中断する誠実な態度を見せるべき」と話した。対話の条件を「核凍結」から「実験中断」に低めたという解釈が可能だ。