IBMの人工知能「ワトソン」、韓国でがん診断と治療に活用
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.09 08:59
米国の有名な医療ドラマ「Dr.HOUSE」には、診断医学分野で天性の実力を自慢するドクター・ハウスが登場する。自分の病気が皆目分からず苦痛の中にいる患者も、ドクター・ハウスに会えばその病名と治療法を正確に知ることができるようになる。
人工知能(AI)医師もドクター・ハウスのように一般の医師より優れた診断能力をめざしている。このようなAIの代表格ががん診断と治療を支援するIBMのAIソフトウェア「Watson for Oncology(ワトソン・フォー・オンコロジー)」だ(オンコロジーは腫瘍学)。嘉泉(カチョン)大学吉(キル)病院は、韓国の病院で初めてワトソン・フォー・オンコロジーを導入し、来月15日からがん診断と治療に活用すると8日、発表した。