【中央時評】光復70年、新冷戦のタラップを警戒する=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.19 12:35
光復(解放)と分断70年、韓日国交正常化50年。だが分断はいまだに冷戦の足かせから解放されず、韓日関係は今、あるメディアの表現どおり「複雑骨折」状態だ。一日も早くこのような非正常的な関係を「正常化」させなければならない。
だからこそ朴槿恵(パク・クネ)大統領の新年記者会見にかける期待が少なくなかった。歴史的分岐点を象徴するレトリックや構想が出てくるのではないかと思ったからだ。だが前向きな姿勢は評価しながらも残念がっている世論の雰囲気だ。理由は明らかのようだ。対話をすると言いながらも実際には非妥協路線を守っている姿だからだ。もちろん政治指導者が向かい側に何があるかも分からず川を渡るにはリスクが少なくない。しかし渡らなければリスクがないというわけではない。別のリスクが隠れている。昨今の南北、韓日関係の現状ではないだろうか。