林権沢監督、101作目の話頭は「世界に韓紙を知らせること」

林権沢監督、101作目の話頭は「世界に韓紙を知らせること」

2009年12月02日12時42分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  「林権沢(イム・クォンテク)の101作目の映画ではなく、デビュー作と言われたい。これまでの林権沢の映画とは全く異なる、完全に新しい映画にしたい」--。

  「風の丘を越えて/西便制」「酔画仙」の巨匠、林権沢監督(75)が101作目の映画を作る。来年4月、第11回全州(チョンジュ)国際映画祭のオープニング上映を目指し、近くクランクインする「月の光をくみ上げる」のことだ。

  1962年に「さらば豆満江(トゥマンガン)」でデビューして以来、47年ぶりとなる。林権沢監督は1日午前、ソウル世宗(セジョン)ホテルで、主演俳優のパク・ジュンフン、カン・スヨンらとともに記者会見し、このように述べた。

  「月の光をくみ上げる」は韓国伝統の韓紙を素材にした映画だ。万年7級公務員だったジョンホ(パク・ジュンフン)が市庁の韓紙課にポストを移し、韓紙の美しさにはまっていく過程を描く。ヒロインのジウォン(カン・スヨン)は2年間にわたり韓紙ドキュメンタリーを撮るため全国を歩き回る途中、ジョンホと知り合うことになる。

  映画振興委員会・マスタークラスの支援を受け、全州映画祭が制作する。韓紙産業振興院の建設、韓紙産業特区の指定などを通じて韓紙のグローバル化を進めている全州市事業の一環として企画された。制作費は約20億ウォン(約1億5000万円)になるとみられる。

  このため、林権沢監督は原州(ウォンジュ)、聞慶(ムンギョン)、安東(アンドン)、咸陽(ハムヤン)など全国を回って韓紙の職人を取材した。林権沢監督は「『風の丘を越えて/西便制』のパンソリ、『酔画仙』の韓国画など韓国固有の美しさや文化を映画に盛り込み世界に知らせるのは、私の映画の変わらないテーマであった」とした上で「余生もこればかりは一貫して進めたいと常に考えていたが、何をどうすればいいか漠然としていたところ、全州映画祭側から提案され、その場で受け入れた」と説明した。

  しかし映画化まではかなりの時間がかかった。「ここ2年間シナリオ作業に臨み、どれだけ後悔したかわからない。韓紙の世界が非常に広く、深いため、どうやって映画に収めればいいものか絶望感すら覚えた。今はそうした悩みが良い苦痛、良い学びだったと考えている。一度挑戦に値するという自信がわいてきた」と話した。

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