【中央時評】「沈黙する多数」の恐ろしい選択=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.06 17:26
まず朴大統領の「背信の政治と真実の人」だ。大統領は独裁的な発想で理由ある反対者の劉承ミン(ユ・スンミン)を除いたのか。それとも国政運営の厳重さで執権勢力の紀綱を守ったのか。大統領自身はどれほど真実か。愛国的情熱さえあれば疎通を大幅に減らしてもかまわないのか。記者会見は年に一度だけでもよいのか。仕事さえ熱心にうまくすればよく、仕事のやり方は大統領の勝手なのか。
三権分立論争も重要だ。誰が三権分立をより大きく侵害したのか。国会法に背いて経済関連法案を職権上程してほしいと国会議長に要求した大統領なのか。それとも一括・強行で国会法を変えて大統領の行政権限(施行令)を蚕食しようとした国会なのか。