주요 기사 바로가기

中国牽制で日米同盟強化、オバマ-安倍の蜜月「画竜点睛」(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2016.12.13 09:22
0
◆相反するようにみえる安倍氏とオバマ氏の握手

民主党出身のオバマ氏と、歴史修正主義者・保守民族主義者に分類される安倍氏。一見、相反する組み合わせの2人が最高の蜜月を謳歌し、70年余りの間止まっていた歴史をも果敢に払いのけようとしている背景には何があるのだろうか。2006年、1年間首相職を遂行して退いた後、2012年12月に第94代首相として返り咲いた安倍氏と2013年1月に第2期大統領として任期を始めたオバマ氏の2人は4年間にわたり緊密な関係を継続してきた。

 
まずオバマ氏と安倍氏の中国牽制が2人の手を握らせている。一帯一路(陸海上のシルクロード)プロジェクトと南シナ海領有権主張など、中国の軍事・経済的に膨張路線に対し、両国は早いうちから日米同盟強化による共同協力戦線を繰り広げてきた。真珠湾イベントはオバマ行政府の中国牽制用「アジア重視政策」(Pivot to Asia)とこれに積極的に協力している日本が作り上げる完結版ハイライトになるだろうとの分析だ。同時に安倍氏の立場では日米防衛費分担金問題などを提起して対日懐疑論を示しているトランプ新行政部に送るメッセージでもある。

次に、2人が政治人生をかけて推進する「レガシー」(業績)だ。オバマ氏は2009年プラハで「核兵器のない世界」を主張し、これによってノーベル平和賞まで受賞した。任期末に核兵器被害の象徴である広島を訪問したことは彼の信念を世界に刻印させるための最高の舞台だった。これに加えてオバマ氏は外交の主要コンセプトを歴史の清算と和解、歴史の決着に求めた。オバマ氏は5月、15年戦争を行ったベトナムを戦後米国大統領として初めて訪問して安保経済協力を強化し、感性外交でベトナムで「オバマブーム」を起こしたりもした。これに先立つ3月には2014年に国交を正常化したキューバを米大統領としては88年ぶりに訪問した。真珠湾-広島の相互訪問もその一環として解釈できる部分だ。

◆オバマ氏の歴史和解、安倍氏の戦後レジーム脱却

安倍氏はどうだろうか。メディアの報道などを総合して考えると、安倍氏の最大課題は日本の「戦後体制(レジーム)」からの脱却だ。2006年第1期首相(1年在職)に就任した時、戦後世代初の首相として脚光を浴びた安倍氏は「先の世代の子どもたちに謝罪を続ける宿命を背負わせてはならない」という話を何回も繰り返してきた。NHKなどは、真珠湾訪問計画を明らかにした5日にも、安倍氏は周辺に「日本の戦後は終わった。次の首相から真珠湾は歴史の一場面になるのが良い」と話したと報じた。戦後レジームからの脱却は日本に貼られた「戦犯国」のレッテルを取り去ること、憲法を改正して軍事保有が合法化される「普通国家」にして国際社会の安保と援助に積極的に介入して国際社会をリードできる国にしようというのが核心だ。昨年7月、日米防衛協力のための指針(ガイドライン)の改正で日本の自衛隊は「敗戦国治安維持軍」から同盟国専守防衛に立ち向かう軍隊に格上げされた。9月には平和憲法を見直し、「戦争のできる国」に変貌した。同年4月、安倍氏が米議会で歴史的な上・下院合同演説を行った後の出来事だ。

このような点で安倍-オバマ時代の日米関係は80年代の中曽根-レーガン時代、2000年代小泉-ジョージ・W・ブッシュ時代を越える蜜月と評価されている。26~27日の真珠湾訪問は自国の利益確保を前提に強力な同盟を構築して国際社会主導権を確保しようとする両国の関係強化努力の「画龍点睛」になると言えよう。

安倍氏は自民党規定の変更により、2018年まで保障された任期を越えて2021年まで執権が可能だ。支持率も60%前後と安定している。自国の利益実現のための積極外交が大きな役割を果たしている。先月17日のトランプ氏との会談、今月15日のプーチン露大統領の訪日首脳会談などが評価を受けているのだ。ロシアとは1兆円規模の経済協力案、北方領土(クリル領土)の返還交渉を進めている。

真珠湾攻撃75周年に合わせた安倍氏の真珠湾訪問は安倍内閣の周到綿密ながらも広幅な外交政策の結果だ。第2次大戦時に敵同士だった米国と日本の歴史清算が完了すれば、日本の不十分な謝罪で歴史葛藤が続いてきた韓国と中国の外交戦線にまた別の局面の挑戦が待っている。(中央SUNDAY第509号)


中国牽制で日米同盟強化、オバマ-安倍の蜜月「画竜点睛」(1)

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP