韓国KT、世界の5G通信規格標準化で高地先取り
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.27 09:27
KTが北米最大の無線通信事業者であるベライゾンとともに第5世代(5G)無線接続技術規格を制定することで合意した。KTの黄昌圭(ファン・チャンギュ)会長とベライゾンのローウェル・マカダム代表は24日に米ニュージャージー州バスキングリッジのベライゾン本社で「5G移動通信を含んだ未来インフラと技術協力に対する業務協約(MOU)」を締結した。これまでグローバル通信社が5G標準化のために議論を続けてきたが実際に共同規格制定に合意した事例は今回が初めてだ。
無線接続技術規格は端末と基地局間の連動を定義する核心規格だ。周波数、伝送方式などがこれに該当する。2010年に米国で最初に4Gロングタームエボリューション(LTE)網を構築したベライゾンは2017年の5G商用化を目標に昨年から関連技術を開発している。