주요 기사 바로가기

遅れる「野球博物館」建設…韓国野球115年史を展示会で公開

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.21 10:11
0
1/2
1990年代まで各年優勝チームのリボンが結ばれたプロ野球大型優勝トロフィーと各チームのユニホーム。
19日、ソウル鍾路区昭格洞(チョンノグ・ソギョクドン)の学古斎ギャラリーで開かれている「先に見る韓国野球博物館」展示会を訪れた。熱血野球ファンは良くない天気にもかかわらずギャラリーを訪問し、プロ野球・アマチュア・国家代表などに関する記念品192点を一つ一つ見回った。この日展示会を訪れた野球ファンのピョ・ジェユンさん(27)は「幼稚園の頃から野球が好きだった。韓国の野球博物館のオープンをずっと待っているが、今回、展示会をするという記事を目にしてここに来た」とし「米国や日本の野球博物館と比較するとまだ初歩的なものだが、それでも韓国野球の歴史を眺めることができるというのは非常に意味深い」と話した。

12日に始まった今回の展示会は24日まで行われる。野球博物館の開館が遅れるという話を聞いた学古斎のウ・ジュンゴン副社長が野球ファンのために韓国野球委員会(KBO)に要請し、関連物品を12日間展示することにしたのだ。ウ副社長は「私も野球のボールを集める野球ファン。博物館のオープンを待っているが、遅れるというので一部でも紹介したいと思って展示会を開くことになった」と語った。

 
1904年に韓国に野球が導入されてから115年の歳月が流れたが、国内には公式野球博物館はまだない。1998年にイ・グァンファン元LGツインズ監督(71)が済州(チェジュ)にオープンした野球博物館はイ監督の個人の所蔵品が中心だ。韓国野球のすべてを集大成する博物館を開館するため、大韓野球ソフトボール協会は2011年から野球関連の資料と物品を本格的に収集し始めた。翌年からKBOが加わって10万点を目標に野球博物館資料収集委員会を設立した。

釜山市機張郡(キジャングン)と2014年に野球博物館建設協約を結んだため、早ければ2016年に完工すると予想された。機張郡が敷地を提供して釜山市が100億ウォンほど建設費を支援することを約束した。ところが着工もできず延期され、いつのまにか野球博物館の建設は8年間も漂流中だ。

問題は年間20億ウォン(約2億円)にのぼる運営費だ。2015年に釜山市が運営費までは負担できないという立場を明らかにし、KBOが運営費を出すべきという状況になった。するとKBOは昨年、新事業チームを設置して博物館の規模などを再調整することにした。ところが最近の組織改編で新事業チームはなくなり、野球博物館業務はクリーンベースボールチームに移った。ハ・ジホンKBO広報チーム課長は「野球博物館の建設は継続して推進されている」とし「しかしいつ完工するかは未定であるため、まずは今年中にサイバー野球博物館を先に作る」と伝えた。

現在ソウル江南区道谷洞(カンナムグ・ドゴクトン)の野球会館地下1階にあるアーカイブセンターには、ユニホームや野球のボールなど約5万点の韓国野球関連物品がある。KBOリーグ元年の球団だった三美スーパースターズ、MBC青龍のユニホームと「国宝投手」宣銅烈(ソン・ドンヨル)、「鉄腕」故崔東原(チェ・ドンウォン)など伝説的選手のユニホームなどが地下で眠っている。2015年にサムスン・ライオンズの李承ヨプ(イ・スンヨプ)が個人通算400本塁打を放った当時に着用したユニホーム、今はなき東大門(トンデムン)球場のホームプレートもある。ホン・スンイル元野球博物館資料収集委員長(80)は「2016年に開館予定だった野球博物館がずっと延期され、2017年には収集委員会も解散した」とし「宣銅烈や李承ヨプなど伝説的な選手を説得して物品を収集した。みんな惜しみながらも、野球博物館に展示されることが光栄だと考えて喜んで貴重な物品を出した。ところが、まだ博物館で野球関連物品を見ることができないので、笑い話で『詐欺にあうのでは』と話している」と伝えた。

米国の野球殿堂博物館は1939年に建設された。日本の野球殿堂博物館は1959年に始まった。メジャーリーグ所属のトロント・ブルージェイズのほかにはプロ野球チームがないカナダも1983年に野球殿堂博物館を開館した。ところが韓国ではまだ博物館の建設を依然として検討中という。

野球博物館に対する関心は依然として大きい。釜山市が消極的な反応を見せる中、首都圏の自治体が関心を見せている。ホン・スンイル元委員長は「野球界の元老の間では、このままでは博物館の建設が座礁するかもしれないという危機意識が強い。このため今は場所を探している。建設費を支援するという企業も見つけた」とし「博物館のそばに野球場や付帯施設を建設するのも一つの方法だ。こういう形で収益を出せれば無料観覧も可能だと考えている。その場合、多くの野球ファンが訪ねてくるだろう」と話した。

関連記事

最新記事

    もっと見る 0 / 0
    TOP