大邱陸上400mリレーの韓国新、ドーピングで取り消しか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.10 09:19
陸上男子400メートルリレー代表のイム・ヒナム(27、光州広域市庁)が先月開催された大邱(テグ)世界陸上選手権大会の薬物検査で陽性反応を示したことが明らかになった。これに伴い、イム・ヒナムが参加した男子400メートルリレーの韓国新記録(38秒94)が取り消される可能性が高まった。
国際陸上競技連盟(IAAF)は最近、イム・ヒナムがドーピングテストで陽性反応を示したと通知した。IAAFが先月4日に行われた世界選手権男子400メートルリレー予選が終わった後、ドーピングテストを行った結果、韓国の第4走イム・ヒナムの尿から禁止薬物成分が検出されたのだ。
イム・ヒナムが服用した薬物は運動持続能力を助けるクレアチンで、それ自体は禁止薬物でない。しかし服用を繰り返せばクレアチンマルチという興奮剤成分に変わるという。興奮剤は競技力に直接的な影響を及ぼすため、IAAFと世界反ドーピング機構(WADA)は使用を厳格に禁止している。