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【中央時評】イヴァンカと金与正の「平昌出会い」を夢見る(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.12 14:51
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30代のイヴァンカと金与正は政治的に似たような道を歩んでいる。最近、話題になったマイケル・ウルフの著書『Fire and Fury: Inside the Trump White House(炎と激怒――トランプ政権の内側)』には「最初の女性米国大統領はヒラリー・クリントンでなく、自身になるという考えをイヴァンカは抱くことになった」という部分がある。ブッシュ父子が代を引き継いで大統領に上がり、クリントンに続きヒラリーが夫婦大統領の敷居まで近づいた前例を見ると、イヴァンカの将来は予断を許せない。金与正は「兄弟姉妹政治」「金正恩の後継者」と言われるほど、政治的地位が大きく強化した。ワシントン・ポスト(WP)は「金正恩が妹(金与正)を家族王朝の後継者(next heir)に位置づける可能性がある」と報じたことがある。

北朝鮮の本音は疑われている。外勢排撃と「我が民族同士」を前面に出した偽装平和攻勢を通じて韓米同盟の分裂を試み、圧力と制裁を避けようとするかく乱作戦という否定的見方がある。毎度彼らにもてあそばれたという苦々しい過去の記憶はこのような疑惑に妥当性を与える。「五輪が終わればトリックがばれるだろう」(ポムペオ米CIA局長)という警戒の声を北朝鮮は払拭させていない。「南北関係を改善して意味深い今年を民族史に特記する思弁的な年に輝かせなければならない」と述べた金正恩の確約だけでは足りない。今は型にはまったメニューになった牡丹峰(モランボン)楽団と美女応援団では北朝鮮の真正性を信じることはできない。「白頭(ペクトゥ)血統」である金与正を平昌に送らなければならない理由だ。

 
イヴァンカと金与正にとって平昌は国際的な認知度と経歴を積める絶好の舞台だ。2人の女性が出会って「オリーブの枝(olive branch)」を分け合い、平和と和解を訴える絵を想像してみたい。このような場面を演出することさえできれば、平昌五輪は「地上最大のショー」になるだろう。当然、韓半島転者論も力を得ることになる。

外交は「可能性の芸術」と言われている。1970年代、ピンポン玉一つが米国と中国の修交に口火を切ったように平昌五輪を媒介に新しい歴史を書くことができる。夢見なければ奇跡は起こらない。先制的にイヴァンカと金与正を招待する文大統領の想像力、トランプと金正恩の思い切った決断を期待する。それが疾走する戦争危機を食い止める一つの方法になり得る。

コ・デフン/首席論説委員


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