【時視各角】3つの「する」に答えがある=韓国(1)

【時視各角】3つの「する」に答えがある=韓国(1)

2016年06月02日16時32分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  国家指導者の頭の中をのぞくのは、その国の政策の流れを読み取ることのようだ。社会主義中国、習近平国家主席の頭の中であればなおさらだ。先月10日、人民日報は習近平主席の講演を2面にわたって掲載した。2万字分の文には習近平主席の経済観が具体的に入っていた。核心は「供給側の構造改革」、要点は2つだ。なぜ生活必需品1つまともに作れないのか、「便器のふたまで海外から買ってこなければならないのか」という反省だ。解決法も提示した。「消費者の需要に合わせた革新」だ。彼は「一時、中国市場を掌握したモトローラ・ノキア・エリクソンなどが今は消えた」として「中国企業の携帯電話が革新を通じて成功した結果」と強調した。従って習近平主席の「供給側の構造改革」を直接話法にすれば「中国市場を掌握した外国ブランドを追い出せ。実力で」ぐらいになるだろう。

  先週ファーウェイ(華為)がサムスン電子を特許侵害で告訴した時、私は習近平主席のこの話を思い出した。「ああ、習近平主席が本当に言いたかったのはモトローラ・ノキアではないのだ。本当に追い出したい相手、サムスンとアップルだったのだ。ファーウェイはそんな習近平主席の心が顕在化された現象にすぎないだけなのだな」と。

  ファーウェイは簡単な企業ではない。軍事技術で鍛えられた中国の基礎科学は非常に丈夫だ。ただし商用化・商業化に遅れをとっただけだ。創業者の任正非は人民軍の出身だ。彼は基礎技術の力を誰よりもよく分かっている。当初「技術の崛起」を目標にした。ファーウェイが特許世界1位に上がった動力もここから出てきた。中国市場からサムスンを押し出したシャオミ(小米)・レノボなどの競争相手を遠くに締め出したのも技術の力だ。そのファーウェイがサムスンに照準を合わせた。中国の技術崛起が韓国経済に照準を合わせたのだ。戦いは退屈で、勝算はサムスンよりもファーウェイ側にある。ファーウェイの訴訟は策略が明らかだ。「ノイズマーケティング」でワンランクさらに成長することだ。技術崛起に続く「ブランド崛起」だ。サムスンがアップルに対して行っていたそのままだ。サムスンとしては応酬するのが難しい。サムスンだけのことだろうか。家電・鉄鋼・造船・化学…あちこちにファーウェイがいる。ファーウェイの中国を相手にした答はないのか。

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