<囲碁>人間vs人工知能…韓国プロ棋士が見るアルファ碁の棋力(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.24 16:48
機械であるため感情がないのも長所だ。李賢旭八段は「人はいくら最高の棋士でもその日の対局環境やコンディションによって対局の内容が変わり、有利になれば自分も知らないうちに油断し、ミスすることも多いが、アルファ碁はそのような面で完全に自由だ」と説明した。
何よりも大きな強みは絶えず成長するという点だ。グーグル・ディープマインド側はアルファ碁が「ディープラーニング(deep learning)」技術を通じて人間なら1000年かかる100万回の対局を4週間で消化したと明らかにした。この理論に基づくと、今後アルファ碁は無限大のデータを蓄積して「神の境地」に到達できる。