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【コラム】韓国経済には石灰よりも堆肥を撒け(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.10 13:29
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まだ小作農が多かった1950年代末期、田舎の中学校の農業時間。肥料を説明していた先生が小作人の農作業は小作期間により変わると話した。長く小作しようと考える小作人は農地の地力をしっかりと維持する。小作が今年で終わると判断すれば小作人は石灰を少し多めに撒く。酸性である土にアルカリ性の石灰が混ざると滋養分がたくさん染みだし作物が良く育つ。そのためその年の収穫は多いが、肥料をたくさん撒いて地力を補充しなければ次の年からは収穫が平均を下回ることになる。

人の判断にタイムホライズンが決定的影響を及ぼすということを私はその時初めて学んだ。その人ごとに自身の置かれた境遇に合うタイムホライズンを選んでそこに合わせ判断する。任期が5年である大統領にタイムホライズンは5年を超えられないので5年以内に効果を出せる政策だけが採択される。

 
崔ギョン煥(チェ・ギョンファン)副首相の経済政策は石灰と似ている。景気を生き返らせるのに役立つだろうが韓国経済の体力を枯渇させる。極めて差し迫った状況という点もあるが崔副首相のタイムホライズンが短くなるしかないという事情もそうした政策が出てくるのに一役買っただろう。

心配なことだが応急処方で枯渇した経済の体力を再び満たそうとする努力はあまり目に付かない。中長期的処方を盛り込んだ法案が国会で係留されているという事情もあるがどうみても不十分だ。

民間大企業に投資を増やせとして社内留保に課税する反資本主義的方策まで示したが、政府は投資に乗り出さなかった。見通しが暗ければリスクに敏感な企業は事業計画を再び検討し投資を減らすことになる。リスクを冒すことができる政府が先に投資に出るのが自然だ。

政府の投資は効果を見るのに概して長くかかる。これに対し副首相や長官のタイムホライズンは1年を超えにくく、大統領も任期までだ。そうした事情から現政権が投資に積極的に出ないことを少しは説明できるようだ。

いずれにせよ政府はいま急いで投資に出なければならない。それでこそ民間企業も自信ができ投資する機会も開かれる。企業ではできないほど大きい事業は政府が乗り出して基本計画を立て必要な法的措置を取り、その後に企業が参加するのが自然で効果的だ。韓国のように市場に対する政府規制が細かく、政策が随時変化し、請願という名のNIMBY現象が過激な社会ではさらにそうだ。韓国が経済発展を成し遂げた時、私たちはそうした方式で仕事をした。政府の「市場設計」機能が現在のように萎縮すれば長期的に韓国経済は体力が不足することになる。


【コラム】韓国経済には石灰よりも堆肥を撒け(2)

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