「信頼プロセスが北朝鮮の進むべき道」…朴槿恵大統領の“一貫性の力”(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.07 10:07
原則と一貫性を強調した「朴槿恵式ふんばり」の絶頂は北朝鮮の開城工業団地従業員撤収というカードに「韓国側人材全員撤収」で正面対抗する。南北経済協力の象徴である開城工業団地の閉鎖危険を押し切って「国民の生命と安全保障が先」という原則を曲げないのだ。事情がこのようになるとすぐにかえって当惑したのは北朝鮮だった。適当な出口戦略をみつけることができないながら自ら失敗を招く手法になった勤労者撤収決定主導者に対する問責説まで出てきた。
朴大統領は北朝鮮を対話に引き出すのに韓米共助と対中協力というカードも適切に使った。バラク・オバマ米国大統領から韓半島信頼プロセスに対する支持を引き出し、崔竜海(チェ・ヨンヘ)北朝鮮特使の訪中事実を韓国政府に事前に耳打ちするなど、中国とも強固な関係を見せた。