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韓国海兵隊員が銃乱射、犯人は手榴弾で自殺を図った

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.07.05 08:25
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4日、仁川市(インチョンシ)江華島(カンファド)所在の海兵隊第2師団海岸哨所で銃器乱射事件が発生し、4人が死亡、2人が負傷した。

海兵隊は「午前11時50分ごろ、江華島船頭里(ソンドゥリ)の海兵隊第2師団第8連隊第1大隊第1中隊の海岸哨所の生活館(内務班)で、キム上等兵(19)が夜間勤務後に眠っていた同僚にK-2小銃を乱射し、イ・スンフン下士(26)ら4人が死亡、クォン・ヒョク二等兵(20)が負傷した」と明らかにした。

 
クォン二等兵はキム上等兵が銃器を乱射する際、キム上等兵のK-2小銃をつかみながら外に押し出し、被害を減らしたと、海兵隊の関係者は説明した。この過程でクォン二等兵は脚に弾丸4発を受けたが、命には別条はない。

事件当時、生活館には部隊員30余人のうち約10人がいた。海兵隊の関係者は「キム上等兵はこの日午前10時ごろ、警戒兵の昼間交代時間を利用して、状況室の銃器保管所で小銃と弾薬75発、手榴弾1発を確保したと推定される」とし「銃器乱射の後、生活館に近い倉庫に行き、手榴弾を爆発させて自殺を図った」と明らかにした。

キム上等兵は破片による傷を負った状態で現場で逮捕された。海兵隊側は「キム上等兵が治療を拒否し、暴れ回った」と伝えた。優秀人材が志願入隊する海兵隊で銃器乱射事件が発生したのは80年代以降初めて。「鬼神をも捕える海兵」神話を持つ海兵隊は韓国軍の最精鋭部隊に挙げられる。

◇死亡者=イ・スンフン下士(26)、イ・スンリョル上等兵(21)、パク・チヒョン上等兵(21)、クォン・スンヒョク一等兵(21)

◇負傷者=クォン・ヒョク二等兵(20、国軍首都病院)、キム上等兵(19、加害者)

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