400年ぶりに復元される亀甲船、龍頭・鉄甲のようなものはない=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.10 11:12
海軍が壬辰倭乱当時投入された亀甲船の原形をそのまま復元することにして設計作業に着手した。鉄甲構造、龍頭などを特徴とするかつて再現した亀甲船が実際と違うという指摘が相次ぎ提起されるにつれ、今回最大限実物に近い姿を実現するという趣旨だ。
9日、韓国海軍によると、海軍士官学校(海士)の主導で行われる「第3回亀甲船建造事業」の設計が10日から入札公告に入る。先月、公告で基準に見合った会社を決めることができず再入札に出たわけだ。海軍関係者は「設計会社が選抜されれば亀甲船復元事業も加速化するだろう」とし「来年上半期、設計を終わらせて下半期に亀甲船の建造工事を始めて2022年までに亀甲船を買収するのが目標」と話した。約30億ウォン(約2憶7000万円)の予算が投入される今回の事業は海軍による亀甲船復元の3度目の試みで15~20年である木船の寿命を考えて計画された。これに先立ち、海軍士官学校は1979年と1999年2度にわたって亀甲船2隻を復元した。