<韓国#MeToo>「チョ・ミンギ氏の死は残念だが、#MeTooの趣旨を薄めてはならない」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.12 15:29
A4サイズの紙6枚には「家族のように勉強していた学生たちに申し訳ない」と書かれていた。一歩遅れて発見された性暴行「加害者」に名指されていた俳優チョ・ミンギ氏の遺書の内容だ。警察の召還調査を12日予定していたチョ氏は9日、自ら命を絶った。
11日午後、ソウル建国(コングク)大学病院葬儀場の焼香所には物寂しい雰囲気の中で弔問客10人余りが座っていた。故人の知人である写真作家ナム・ソンウさんは「俳優が世論を意識して弔問を敬遠しているようだ」と話した。警察はチョ氏の解剖検査をしないことにした。4日、お葬式を行うことにした遺族側は警察から遺体を引き渡されて12日午前、非公開で出棺式を行う予定だ。