韓国政府「公共機関の高卒差別なくす」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.03 09:27
一般系高校や特性化高校などすべての高校の卒業者は、大学に進学せず就職した場合、満24歳まで軍入隊を延期できる。大学生に限って適用した軍入隊延期が高卒就業者に拡大されるのだ。高卒者に対する公務員採用も義務化される見込みだ。
政府は2日、李明博(イ・ミョンバク)大統領の主宰で、企画財政部・教育科学技術部・雇用労働部・兵務庁など関係部処の関係者が出席したなか「第4回公正社会推進会議」を開き、こうした高卒就職奨励政策を発表した。李大統領は「義務的に高卒者を採用するべきだと考える」と述べた。
この政策によると、高卒者が軍入隊で経歴が途切れないよう入隊の時期が延期され、入営日を選択できる選択制度も高卒者を含むすべての入営対象者に適用される。現在、「入営日選択制」は大学生にのみ該当する。高校で整備を専攻すれば軍で機械修理兵として服務するなど学校と職場、軍隊間の業務連係も強化される。