韓国の消費者心理、6カ月ぶりに「楽観」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.25 15:09
韓国の消費者心理が6カ月ぶりに楽観的に転じた。輸出の好調などの影響で今後の景気が良くなるだろうという期待が高まっていると見られる。
韓国銀行が25日に発表した「4月消費者動向調査結果」によると、今月の消費者心理指数(CCSI)は101.2で、前月より4.5ポイント上がった。3カ月連続で上昇傾向を見せている。景気状況に対する消費者の体感指標である消費者心理指数が100を突破したのは昨年10月(102.0)以降初めてだ。CCSIは、長期(2003~2016年)平均値を100にして100を上回ると消費者心理が楽観的であり、100を下回ると悲観的であることを意味する。
景気に対する否定的な認識は大幅緩和されたことが分かった。現在の景気を6カ月前と比べた現在の景気判断CSI(69)は前月より10ポイント、現在と6カ月後の景気展望を比較した今後の景気展望CSI(89)は12ポイント上がった。就職機会展望CSI(86)も前月より10ポイント上昇した。