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【コラム】王滬寧と北岡伸一(1)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.10.26 09:45
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ことし9月2日の韓中首脳会談、そして9月25日の米中首脳会談で筆者の視線をひきつけたのは習近平国家主席の両側に同席した側近の姿だった。二つの会談ともに、習主席の両側には政治局員である共産党中央政策研究室主任の王滬寧氏と同中央公務処理庁主任の栗戦書氏が座っていた。

習主席の頭脳役を果たしている王氏は上海・復旦大学教授出身で1995年に党中央政策研究室に移った後は政治局員を対象にした集体(=集団)学習を企画してきた。王氏はまた、江沢民以降の歴代指導者が標ぼうしてきた核心的国家戦略を提示してきた策士としても知られている。習主席が野心的に掲げている「一帯一路」戦略の企画と今後の推進も王氏の所管事項であると推定される。数回にわたる首脳会談の席の配置を通して、新たに中国の政治外交で王氏という戦略家が占める地位について再考することになった。

 
習主席に王氏という策士がいるとするなら、日本の安倍晋三首相には北岡伸一氏という戦略家がいる。安倍首相は就任以降、国家安全保障戦略の策定や集団的自衛権の容認、終戦70年関連の歴史談話など高度な戦略的判断が求められる懸案に対して専門家諮問会議を構成して彼らの意見を傾聴してきた。北岡氏は東京大学大学院法学政治学研究科教授出身で小泉純一郎首相時代にも国連次席大使などを歴任して日本政治外交に関する諮問を担当した。

北岡氏は安倍首相が組織したすべての諮問機構でも核心的な役割を引き受けてきた。『国家安保戦略書』の中で「国際協調主義に基づく積極的平和主義」の外交理念や集団的自衛権容認の理論的根拠を提供し、8月に発表した歴史関連談話に侵略戦争の認識とおわび表現が盛り込まれるよう決定的な役割を果たした。ここで押さえておきたいのは、中国や日本の国家指導者は自分たちが推進している国家戦略の策定と実行にあって当代最高の戦略家たちの意見を取り入れ、彼らの補佐を受けながら対内外政策を推進していることだ。集体学習や懇談会等を通して常に各分野の専門家と学習の機会を持っているのはもちろんだ。(中央SUNDAY第450号)


【コラム】王滬寧と北岡伸一(2)

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