「東大門ファッション」STYLENANDA、ロレアルに売却へ

「東大門ファッション」STYLENANDA、ロレアルに売却へ

2018年04月11日14時23分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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STYLENANDAのキム・ソヒ代表(写真=STYLENANDA)
  ソウル東大門(トンデムン)ショッピングモールからスタートした女性衣類ショッピングモール「STYLENANDA(スタイルナンダ)」が世界最大の化粧品会社の一つ、フランスのロレアルグループに売却される見通しだ。

  投資銀行(IB)業界によると、STYLENANDAを運営するナンダの売却を担当するスイス系グローバル投資銀行UBSはロレアルグループを売却優先交渉対象者に選定した。ナンダの株はキム・ソヒ代表(35)が100%保有しているが、売却するという株は70%程度で、売却金額は約4000億ウォン(約400億円)という。

  STYLENANDAが売却に着手したのは昨年末。本格的に海外市場を攻略するには専門経営者が必要という判断からだ。今年1月の予備入札にはロレアルをはじめ、世界3大私募ファンド(PEF)運用会社カーライルグループなど国内外の約10カ所が参加し、大きな関心を集めた。キム代表は2016年にも一部の株を売りに出したが、価格を調整する過程で合意に至らなかった。業界によると、キム代表の売却の意志が強いため、その後の1年間、希望金額を下げるなどさまざまな方法を模索した。

  ロレアルグループが今回の買収戦に参加したのはSTYLENANDAの化粧品ブランドのためと考えられる。STYLENANDAは衣類ショッピングモールでスタートしたが、2009年に化粧品ブランド「スリーコンセプトアイズ(3CE)」も始めた。ショッピングモールに登場するモデルの化粧方法や化粧品の色に関する問い合わせが増えたため、化粧品事業も手掛けることになったのだ。国内の消費者だけでなく中国人観光客の関心を集め、MCM、ラインフレンズ、アモーレパシフィックなどを抑えて中国人観光客が好きなブランド1位になったりもした。

  3CEの製品は約500種類。2012年にソウルのカロスギルに最初のブランド店をオープンし、国内のデパートや免税店にも10カ所ほど売り場がある。世界的な化粧品流通チャンネルのセフォラ(SEPHORA)を通じて香港、タイ、インドネシアなど7カ国に約60カ所の売り場を出している。2016年には日本の伊勢丹に、昨年は原宿に店をオープンした。化粧品分野の売上高はSTYLENANDAの売り上げの半分以上を占める。

  キム・ソヒ代表は22歳だった2005年、STYLENANDAを作った。キム・ソヒ代表が着ていた服が気に入って中古で買いたいという人たちが多く、オンラインショッピングモールで服の販売を始めた。STYLENANDAは「スタイルがよい」という意味で、キム代表が育った仁川(インチョン)で2000年代初めに流行した言葉だ。

  2011年までは国内の営業に注力していたが、韓流ブームで海外消費者の注目が集まり、年間300億ウォン台だった売上高も2014年から1000億ウォン台に増えた。M&A(企業の合併・買収)業界が推定するSTYLENANDAの昨年の売上高は1500億ウォン台。2016年(1286億ウォン)と比べて20%ほど増えた。

  キム代表はナンダを売却しても30%の株を保有する株主として残り、ブランド企画と製品デザイン開発に集中する計画だ。
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