韓国の生産年齢人口、昨年初めて減少に…高齢者14%で「高齢社会」突入
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.28 08:06
昨年、韓国の生産年齢人口(15~64歳)が前年比初めて減少に転じた。年間人口増加率(0.3%)が、1949年に人口調査を開始して以来、最も低い水準に落ち、65歳人口は急増して本格的な「高齢社会」に突入した。
27日、統計庁が発表した「2017年人口住宅総調査」によると、昨年11月基準で韓国の人口は5142万人で、1年前に比べて15万人増加した。しかし、15~64歳の生産年齢人口は3620万人(全体の72.5%)で前年(3631万人)を初めて割り込んだことが分かった。同期間、65歳以上の高齢人口は2017年711万人(14.2%)を記録して幼少年人口(663万人、13.3%)を上回った。出生数低下の影響で、昨年の幼少年(0~14歳)層は前年に比べて2%減った反面、65歳以上は5%増加した。これに伴い、老齢化指数(幼少年人口に対する高齢人口の比率)は2000年35.0から2017年107.3へと一気に跳ね上がった。