“CVT分野世界1位”日本企業のジヤトコ 「韓国に海外最大R&Dセンターつくる」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.16 10:38
ジヤトコは無段変速機(CVT)部門で世界市場の49%を占めるトップ企業だ。日産のアルティマやジュークはもちろんルノーサムスンのSM3・SM5、韓国GMの軽自動車スパークSにもジヤトコの無段変速機(CVT)が使用されている。昨年6000億円の売り上げを記録し、2018年までに売り上げ1兆円達成を目標にしている。海外進出も加速化している。2005年にメキシコ、2009年中国、2013年にはタイ工場での稼動を始め、メキシコに第2工場を着工するなどグローバル企業としての地位を確立した。
--韓国の自動車市場は規模が大きくないが、人材をずっと増やせるのか。
「ジヤトココリアは韓国市場を相手にした会社ではなく、世界市場を攻略するR&Dセンターだ。生産工場をつくるのは難しいが、韓国内の研究人材を増やしてジヤトコグローバルセンターにも送る予定だ。特に韓国は、変速機設計やシミュレーション解析技術が優れている。韓国のエンジニアが海外進出において情報技術(IT)活用にも優れた実力を見せるのも長所だ」