サムスン、ニューヨークでギャラクシーS8公開…バッテリーの悪夢克服できるか(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.30 09:22
S8は5.8インチ、S8プラスは6.2インチでノート7(6インチ)ほどに大きくなった。上下左右のベゼルをなくし、画面比率が既存の21対9から18.5対9になった。縦に長くなったわけだ。長くなった画面は複数のウィンドウを開いて作業するマルチタスクに最適化された。前作ではユーチューブ映像を見ながらテキスト作業をしようと文字入力ウィンドウを出すと映像画面を覆ってしまい鑑賞が中止された。S8とS8プラスでは文字入力ウィンドウを出すとユーチューブの映像は上段に押し出され中断することなく鑑賞でき、下段でテキスト作業が可能になる。コメントを付けるのが便利になった。画面上段にどのウィンドウを表示するか選択できる「スナップウィンドウ機能」も追加された。ネイバーを実行させておいてスナップウィンドウを作りプロ野球のテキスト中継のウィンドウに重ねた後に指先で押し上げれば画面上段にテキスト中継のウィンドウが固定され試合状況を鑑賞することができた。
S8・S8プラスはモノのインターネット(IoT)機能を大きく強化した。「サムスンコネクト」というアプリを通じ、スマートフォンと自宅のすべての家電をつなぐことができる。アプリを開けば冷蔵庫、洗濯機、テレビ、掃除機など連結された家電のリストが表示され、冷蔵庫をタッチするとすぐに冷蔵庫の中の現在の様子が画面に現れた。冷蔵庫に取り付けられたカメラが内部を撮影した場面だ。今後サムスン電子が出すすべての電子製品にはこうしたIoT機能が搭載される。